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飲食店から転職は難しい?飲食業界の転職事情とおすすめの転職先

投稿日:

飲食店努めている方は

「飲食店からの転職は難しい?」

「飲食店からの転職先はどこがいいの?おすすめの転職先を知りたい」

「飲食業界は今後どうなるの?転職すべき?」

と悩んでいませんか。

筆者は10年以上採用担当を経験し飲食店の方の採用もしてきました。

その経験からお伝えすると飲食店は自分で独立開業を目指すという方以外は違う業界に転職した方が良いと考えています。

なぜなら飲食店は利益率が低く、従業員に多く給与が支払えず年収が低い傾向にあるためです。

さらに廃業率・離職率が高い業界のため定年まで務められるかというと疑問点が残ります。

この記事を読めば飲食店の過酷なキャリアの状況と転職するべきかどうかを理解することができます。

飲食店から転職するかどうか迷っている方は一読することをおすすめします。

飲食店の業界に目的がない人は転職すべき

飲食店は自分の店を開きたい方や、飲食店で働くことによって実現したいことがある方以外は転職をおすすめします。

新型感染症の感染拡大で多くの店舗が廃業や休業を余儀なくされているだけではありません。

ここでは飲食店の過酷な業界とキャリアについて

  • 飲食店の悲惨な現状
  • 飲食店の離職率は高く、廃業率も群を抜いて高い

を説明していきます。

飲食店の悲惨な現状

帝国データバンクの調査によると飲食店の倒産は2020年の上期(2020年7月10日)において398件です。

こちらは過去最多となっています。

参考:飲食店の倒産/上期過去最多「酒場・中華・日本料理」倒産増 | 流通ニュース

新型感染症の感染拡大だけではなく、後継者の不在などが要因と考えられます。

そのほかには室内喫煙ができない、社長の高年齢化なども挙げられます。

特に中華料理などは重い鍋で料理を作る関係上、体力のある人でなければ続けることができません。

常に若くて体力のある人が社員として採用できなければ事業存続が難しい側面があります。

つまり、新型感染症の感染拡大だけではなく元々苦しい状態だったところにトドメを刺されたということですね。

飲食店の離職率は高く、廃業率も群を抜いて高い

実は新型感染症の感染拡大が起こる以前から、飲食業界は経営が厳しい業界でした。

厚生労働省の平成 30 年雇用動向調査結果の概況によると、飲食店・ホテルの離職率はなんとワースト1で26.9%です。

これは製造業の9.4%と比べると3倍もの従業員が離職している状況です。

介護を含む医療福祉の15.6%よりも離職率が高く長期勤続によるキャリア形成が非常に難しい業界だと分かります。

参考:平成 30 年雇用動向調査結果の概況|厚生労働省

また、中小企業庁によると飲食店の廃業率は全業種平均が3.8%なのに対して6.4%と非常に高い廃業率となっています。

参考:開廃業率の推移と現状|中小企業庁

つまり、あなたが離職しなかったとしても業界的な事業の継続率が低いため会社都合で離職する可能性もあります。

飲食業界に目的がない方であればリスクが高すぎるので、出来るだけ成長産業へ転職することがおすすめです。

飲食店の業界に目的がない人は転職すべき理由は?まとめ

  • 飲食店の倒産は過去最多となっていて悲惨な状況となっている
  • 離職率が高く長期勤続によるキャリア形成が非常に難しい業界
  • 廃業率も群を抜いて高いので会社都合で利欲する可能性も高い

年齢を重ねるほど悲惨な飲食店の労働環境

飲食店は年齢を重ねるほど労働環境として厳しさを増していきます。

通常の会社であれば勤続年数を重ねるほど給与や休日などの待遇が上がっていくのが一般的です。

ところが、飲食店は利益率が低いこともあり、なかなか待遇向上しない傾向にあります。

具体的には、以下のような労働環境と収益性の悪さがあります。

  • 休日が102日を切る
  • 利益率が低く、給料が低い
  • スキルが身につかず、知識も身につかないから転職が難しくなる

それぞれについて解説します。

休日が102日を切る

飲食店の年間休日数の平均はなんとたったの101.1日となっています。

参考:平成 28 年就労条件総合調査の概況|厚生労働省

年間休日が102日というのは、週にお休みが2日以下ということです。

正月・お盆・GWなどの連休はもちろん、祝日もお休みの余裕はありません。

一般的な大企業では年間休日数が120日以上です。

余談ですが、筆者がいた重機業界では年間休日数が123日、自動車業界では年間休日数が121日でした。

1年のうち1/3がお休みです。

大手企業や重機・自動車産業は3日に1日は休みがあるという状況です。

飲食店の平均休日日数ではとても長期旅行やリフレッシュ休暇などが望める休日数ではありません。

さらに知りたい方は「【人事が酷評】年間休日105日は少ない!一般的な目安と狙い目の業界とはったほうがいい日数を解説」こちらもあわせてご覧ください。

【人事が酷評】年間休日105日は少ない!一般的な目安と狙い目の業界とはったほうがいい日数を解説

プライベートもある程度確保したい方は 「年間休日105日って少ないの?」 「どれくらいヤバいの?」 「年間休日は何日あればよいの?」 と気になりませんか? 結論から言うと、年間休日105日は少ないです ...

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利益率が低く給料が低い

飲食店は利益率が低いため給料が低い傾向です。

飲食店は利益が10%残れば優良企業であると言われています。

経済産業省の売上高営業利益率の調査によると、飲食店の利益率はなんとたったの8.6%となっています。

利益が10%も残れば良いと言われるほど、儲からないということですね。

参考:経済産業省 売上高営業利益率|経済産業省

売上が仮に1,000万円あったとしても手に残るのはたったの100万円です。

もし売上が500万円しかなければ手に残るのは50万円程度であり、経営者が従業員の給料を上げることも難しいです。

スキルが身につかず、知識も身につかないから転職が難しくなる

将来独立開業を考えていて、調理師の資格を持って厨房で仕事をしている場合は問題ありません。

独立開業の予定もなく厨房や接客の仕事を長期間従事すると、他のスキルが身につかない大変な状況となります。

接客のスキル自体は素晴らしいものですが、他の業種に転職しようと考えた際、以下のようなスキルがないと転職しにくいです。

  • パソコンを扱う能力(ITリテラシー)
  • 社会人としてのマナー(営業周りの挨拶や社内での動き方)
  • 事務処理能力

上記のどれかを身につけられれば他の業界・職種でつぶしがききます。

が、飲食店で働いていると上記のスキルが身につきづらく飲食店からの転職先選びも難しくなってくるでしょう。

「飲食店が大変なのはわかったけれど、いったいどうすればいいの」と気になりませんか。

次は、飲食店からの転職でおすすめの業種について解説します。

年齢を重ねるほど悲惨な飲食店の労働環境まとめ

  • 年間休日が102日を切る
  • 利益率が低く、給料が低い傾向がある
  • 長期的に従事してもスキルが身につかず、知識も身につかないので転職が難しくなる

おすすめな飲食店からの転職先3個

飲食店からの転職先は成長産業かつ利益率の高い業界へ転職するようにしましょう。

経済産業省の調査によると、特にIT企業は利益率が高いです。

参考:~ 情報通信業の売上高は最高値を更新。情報サービス業、電気通信業及 びインターネット附随サービス業が増加 ~|経済産業省

新型感染症の感染拡大を受けてこれからさらにインターネットを活用したビジネスは隆盛すると考えられます。

筆者の主観ですが飲食店から転職するにあたっては、以下の産業をおすすめします。

  • 20代なら成長産業のIT業界がおすすめ
  • 30代〜40代なら求人が豊富な営業がおすすめ
  • 40代〜60代の方は介護業界がおすすめ

それぞれについて解説します。

20代なら成長産業のIT業界がおすすめ

20代なら迷わず成長産業であるIT業界を狙いましょう。

IT業界は非常に利益率が高く、社員に払える給料が高いためです。

また、これからITなくして通常の商取引も成立しないという状況になっていくことは目に見えています。

おすすめはワークポートという転職エージェントです。

ワークポートはIT業界への転職に非常に強く、筆者もかつて利用したことがあります。

未経験でIT企業へ20代後半、しかも地方という悪条件でもプログラマー求人を紹介してもらえました。

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30代〜40代なら求人が豊富な営業がおすすめ

営業職の需要はどこにいっても高いです。

営業は会社に直接利益をもたらす上に、売り上げを上げてもらうことが出来れば良いと考えられています。

そのうえ教育コストもかかりません。

リクルートエージェントは知名度が高いこともあり、営業職の求人が非常に多く集まっています。

筆者もかつてリクルートエージェントを活用したことがあります。

人事職志望でしたが、営業の求人も大量に紹介されました。

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40代〜60代の方は介護業界がおすすめ

40代から60代の方は介護業界を狙ってみましょう。

確かに給料が安いことや労働環境が悪いというダークなイメージが先行する業界ではあります。

しかし実際はどこも人手不足なためすぐに転職をすることが可能です。

転職を8回もしている方でもすぐに正社員で賞与のある求人に内定が出ていました。

おすすめは、きらケア介護求人です。

介護求人に特化しているだけではなく、給与交渉などのサポートを受けることができます。

また、無資格・未経験で就職できる求人がたくさんあります。

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次は、飲食店から異業種への転職を果たす方法について解説します。

おすすめな飲食店からの転職先まとめ

  • 20代なら成長産業のIT業界がおすすめ
  • 30代~40代なら求人が豊富な営業がおすすめ
  • 40代~60代の方は介護業界がおすすめ

飲食店から異業種への転職は転職目的と志望動機の強さで決まる!

他の業界へ転職したいと考えたときに成功として大切な要素は 

  • 転職目的を持つこと 
  • 志望動機を完成させること 

です。

特に「志望動機の完成度=本人の意欲の高さ」と採用担当者は判断します。

そのためには

  • 明確な転職目的を持つ
  • 具体的な仕事内容を理解し1年後の目標が答えられるほどの強い志望動機を作る

が大切です。

それぞれについて解説します。

明確な転職目的を持つ

異業種や異職種への転職となるため明確な転職目的を持つようにしましょう。

たとえば、給与や休日数のアップなどの環境を目的にするのか、それとも成長産業で活躍したいかなどです。

転職の目的が絞り切れていないと、ゴールが明確化されません。

そのため抽象的な転職理由・企業選びとなり内定が出づらく転職が長引くでしょう。

ただし、やりたい仕事が出来るのであれば給与はそこまでこだわらないなど、柔軟性を持つことも大切です。

特に異業種・異職種への転職ですので待遇に期待しすぎるのは禁物です。

企業選びの基準に関しても業界で選ぶのか、それとも特定の職種にこだわるのかなどを考えるようにしましょう。

転職目的とそれにそった企業選びまで答えられるようにすることが理想です。

そのような方は筆者の経験上、面接でも合格が出やすいです。

具体的な仕事内容を理解し1年後の目標が答えられるほどの強い志望動機を作る

転職後の仕事内容について深く理解するようにしましょう。

例えば接客業から営業職へ転職する場合などです。

接客業も営業職も人とコミュニケーションを取る仕事ですが、接客業は主にお客様の対応をして満足度を高める仕事です。

一方、営業職はお客様と駆け引きをしてうまく高値で商品を売りさばくなどの交渉テクニックが必要となります。

フォークリフト業界のように新車を破格で販売した後、点検・修理などのサービス料で儲ける特殊な場合もあります。

志望先の業界の求めているものを知り、1年後の自分はどうなっているかまでを志望動機を作成しましょう。

そうすることで、未経験でも面接官は安心して内定を出すことができます。

飲食店から異業種への転職は転職目的と志望動機の強さで決まる

  • 転職の目的を絞り切り、明確な転職目的を持つようにする
  • 具体的な仕事内容を理解し、1年後の目標が答えられるほどの強い志望動機を作る

まとめ

飲食店は将来自分の店を開きたいという方や、飲食店で働くことで実現したいことがある方以外は転職したほうが良いです。

新型感染症の感染拡大の影響だけではなく、経営者の高齢化に伴う後継者不足もあり、倒産する企業が増えています。

もともと履歴率が低いことも要因の一つです。

具体的には、以下のような労働環境と収益性の悪さがあります。

  • 休日が102日を切る
  • 利益率が低く、給料が低い
  • スキルが身につかず、知識も身につかないから転職が難しくなる

出来るだけ成長産業であるIT企業などに転職するようにしましょう。

おすすめの職種・業界については以下の通りです。

  • 20代なら成長産業のIT業界がおすすめ
  • 30代〜40代なら求人が豊富な営業がおすすめ
  • 40代〜60代の方は介護業界がおすすめ

志望動機や転職目的をしっかりと持ち、良い転職を実現しましょう。

この記事を書いた人

監修者
髙橋弘樹

著者・監修者の髙橋弘樹です。
人事・採用を10年以上の実務で

・1,000人を超える人の面接
・給料相場の把握
・経営側の考え方

を経験してきました。

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